花嫁のれんに出来た変色しみのお直しのご依頼です。
検品してみると、変色しみは模様部分、地色部分に点々と多数ありました。
根深いしみの為しみ抜きでは限界がありますので、しみ抜きでしみを薄くする方法+金彩柄付けでしみを隠すご提案をさせて頂きました。
地色に点々とあったシミは、周りの笹模様にあわせた金彩です。
こちらは遠山文様。
範囲の広いしみには金彩をぼかす事でわかりにくくなります。
金彩模様は他にも雲取り文様や桜文様など、元の柄にあわせてお直し致します。
根深いしみも諦めずに一度ご相談下さい。
(いなとく五代目)